• 多機能型事業所 就労継続支援B型 生活介護 ゆとり作業所 神戸市垂水区

作業の歩み

1991年(平成3年)

9月17日 ゆとり作業所誕生
●2年余りかかって場所探し・人集め・資金確保し、ようやく開所に至った。
9月18日 作業開始
● 同じ地域の先輩の作業所から紹介でウレタンの袋詰めをはじめる。
10月 ジャガイモ販売開始
● YMCA・ライオンズクラブの仲介で北海道のジャガイモ販売活動を開始。
11月 神戸市から認可を受ける
● 神戸市より助成が下り、運営基盤ができる。しかし、作業所の財政は厳しい状況は続きました。

1992年(平成4年)

5月 地域交流バザー開催
● 初体験で不安ばかりでしたが多くの皆さんに応援してもらい大盛況でした。
9月 1周年記念コンサート
● 市内の吹奏楽団の協力で垂水レバンテホールに約400名の観客で、1年間の成果が大きな自信になりました。
10月 第2回ジャガイモ販売
● 売り上げ数も倍近く増えました。
12月 共同作業所全国集会
● 東京大会で作業所から3名出席しました。

1993年(平成5年)

4月 春の遠足に出掛ける(明石公園)
● 同地区の作業所の仲間たちと一緒に楽しい一時を過ごしました。
5月 第2回交流バザー
● 大規模になり50名以上ボランティアさんのお手伝いで大いに盛り上がりました。
7月 神戸市に要請書提出
● 公立の空建物を作業所等に使用・開放を求めていたが結果は門前払いでした。
8月 ワークキャンプ始まる
● 市内の中学高校生を対象にボランティア体験学習です。
11月 垂水養護学校祭に参加
・学校・地域・施設が一緒になって楽しい一時を過ごそうと初めての試みです。

1994年(平成6年)

2月 調理実習を開く
● 仕事ばかりではなく、仲間同士助け合い楽しく過ごすときも必要です。
5月 第3回バザー(わいわいまつり)開催
● 地域では、恒例行事になって1000名近くのお客様が楽しい一日を過ごしてもらいました。
8月 研修旅行(滋賀・大津市)
● ボランティアさんを含む総勢15名で温泉やカラオケを楽しみ、現地の作業所を見学し2日間を楽しみました。
11月 カレンダー販売始める
● 全国共同作業所連絡会に加盟し、前年から運営費の捻出のため販売活動を開始しました。

1995年(平成7年)

1月17日 阪神淡路大震災 発生
● ゆとり作業所の建物は古いためかなり影響をうけ、作業所として利用を続けることが危険な状況となり、次の場所を探すことになりました。また、利用者のなかには、自宅が全壊し、市外に非難し、作業所に通うのが困難になった例もありました。2月末から再開したものの、なかなか全員が揃うことはありませんでした。
また、同じ地域の作業所が全壊で使用不能になり、ゆとり作業所を交代で使うようにしました。
5月 地域交流バザー開催
● 「負けへんで・みんなでガンバロー!」をテーマに開催されました。市内の作業所など参加し、わたぼうしコンサートも 開き、多くの仲間と一緒に手を取り合って頑張ることを誓いました。
10月 ジャガイモ販売活動実施 YMCAの御協力
● 毎年多くのみなさんが待っていてくれるようになりました。嬉しく感謝。

1996年(平成8年)

1月 場所探し難航中
● あれから1年。多くの支援金を頂いたものの次の場所が見つからず途方に暮れつつ歩き続けていました。
5月 地域交流バザー
● 5年間続いて同じ場所で開催し、多くのお客様で賑わっていますが、ここではもう出来ないかもと思ったら、感謝と寂しさで胸いっぱい。
9月 仮設作業所に移転
● 垂水区内の4つの作業所が仮設作業所へ移転しました。2つ作業所で1つの建物の使用ですが、やっと安心して作業できるようになりました。
仮設作業所なので、今後の動向は、まだまだ不安な状況でした。
12月 嬉しいクリスマスプレゼント!
● 場所が見つかったんです。仮説の仲間で先に出られた作業所の所長さんから同じ建物の1階の部屋を使えばと暖かい心遣いにより100㎡以上もある広い場所に移れそうです。
● また、移転費用の一部にと、大阪のプロのジャズ演奏グループがゆとり作業所のためにコンサートを開いてくださり、招待を受け6名出席し、感動と感謝の一日でした。

1997年(平成9年)

4月末 ゆとり作業所 再出発!
● 運営委員長の前田氏をはじめ、多くの皆様の暖かい志と支えのもと、すっかり改装された広く明るい作業室や事務室・倉庫室まである新しい場所に仲間11名・職員3名、移ることが出来ました。本当にありがとうございました。さぁ!ゼロからの出発です!
10月 新天地で初のバザー
● 作業所内で開かれて、地域の住民の人たちにゆとり作業所の存在を知って頂くことが一番の目的でした。ジャガイモの販売と重なりかなりのお客様がお越しくださいました。
11月 フェスタ湊川に初参加
● 被災した作業所や核福祉施設を支えて応援しようと市内のボランティアグループが中心になりフリーマーケットを開き、関係各団体や個人の参加を呼掛け、毎回多くの出店者と1万人を超す観客で賑わいます。
12月 恒例となったカレンダー販売
● ジャガイモ販売と並び、すっかり定着した販売活動の輪も大きく拡がり、市外からも注文が入るようになりました。

1998年(平成10年)

2月 全国からの支援が集まった!
● 前年8月から運営費捻出のために開始した使用済みテレホンカードの収集活動をサンテレビに取り上げてもらい、山形県の高校生が修学旅行前に収集活動を校内で取り組んで頂き、神戸まで持ってきて下さったのをはじめ、各地の学校や企業・ボランティアグループなどから合計30.000枚余りが集まり、NTT関連会社に交換してもらいました。皆様、本当にありがとうございました。
5月 地域交流バザー
● 同じ建物の2階にある別の作業所の仲間と合同で開きました。平日のため、盛り上がりに欠けましたがそれなりに楽しい一日でした。
8月 垂水区民祭り
● 区内の福祉施設と地域住民の交流の場として毎年バザーや盆踊りなどを地区の小学校を使用して開かれて大勢の人で賑わいます。
11月 トライやるウィーク実施
● 兵庫県が各中学校の2年生を対象に実施された社会体験学習週間で作業所にも数名来られて仕事の手伝い・車椅子の試乗・養護学校見学・他野外レクリエーションなどを仲間と楽しんでもらいました。

1999年(平成11年)

5月 フェスタ湊川に参加
● 毎年2回開かれて一般から募集した100ブースを越えるお店や、舞台ではプロのミュージシャンが奉仕活動として次々と演奏して、地域と福祉施設の仲間たちがふれあい楽しい一日でした。
8月 「どんぐりの家」上演会開く
● 障害児とその家族の生活の物語をアニメ映画化したものです。ヤマト福祉財団のご厚意で運営費捻出のために震災後仮説仲間であった区内の作業所と共同主催として4月から取り組み開始して、当日は区内の作業所仲間のバザー会場も設営され、2回放映で約800名の観客で賑わいました。チケット販売から当日までの準備に関わっていただいたヤマト福祉財団をはじめ多くのボランティアの皆様の暖かいお力添えに心より感謝致します。
11月 毎年恒例のじゃがいも販売活動 カレンダー販売実施
12月 垂水養護学校・学校祭に参加

2000年(平成12年)

1月 待望の車が来ました!!
● 財団法人 木口ひょうご地域振興財団より100万円のご寄付を頂き念願の車を購入しました。
3月 地域交流バザー
● 天気があまり良くなかったり、宣伝も良く出来なくてお客さんにあまり来てもらえなかったけれど、3名のボランティアさんに手伝って頂いたおかげで75000円ほどの売り上げがありました。
4月 新しい仕事に挑戦!
● 淡路花博の関連の仕事で、有機液体肥料の袋詰め作業です。
6月 トライやるウィーク実施
● 4名の生徒さんが5日間、仲間たちの生活に触れて、様々な感じを持たれたことでしょう。そこから人としての成長が始まります。彼らの将来を楽しみにしたいと思います。
8月 ワークキャンプ実施
● 前半、高校生・後半、中学生のボランティア体験研修として数年前から夏休み期間に実施されています。毎年すばらしい若者と出会えるのが楽しみです。 
8月生活の場交流会開催
● 6月からから始まり、市内の半分以上の作業所が協同して行政と問題交渉などを本格的に進める結成されました。
9・10月 じゃがいも販売
● 240箱売れ、84000円の利益がありました。
10月 地域のバザーに参加
● 作業所開設以来、支え続けていただいている地域の宗教団体主催で開かれた人と人のふれあいから地域福祉を考えようとバザーなどが楽しく催されました。
11月 YMCAチャリティーラン・フェスタ湊川・垂水養護学校祭参加
● カレンダー等販売

2001年(平成13年)

1月 垂水区福祉フェアーに参加
● 垂水区福祉部主催で地域の福祉関連施設が一同に参加し、区民と共にミニコンサートやバザーなどで一週間を楽しみました。
8月 とても有意義な夏祭り
● 品物が完売したことよりもっと嬉しかったことが2つ。昨年11月から一人暮らしを始めた仲間の今までにない積極的な接客姿勢を見て、一人前になりつつあると確信を持てたことと、バザーを手伝ってくれたこと。明るい将来が見えたようで・・
9月 10周年ふれあいコンサート
● 小西達也さん・リピート山中さん・はじめ皆様のご協力のおかげをもちましてコンサートも大盛況のうちに無事終えることができました。予想以上に大勢の方々にお越しいただき、作業所メンバー一同感激いたしました。
10月 じゃがいも販売
● 11回目になる販売活動で、毎年お馴染みのお客様も増えて、今回は280ケースも売れました。
● 垂水カトリック教会のバザーに毎年お誘い頂きています。
● 新しいメンバーが増えました。所長の奥さんの同級生だそうです。
1月 バザーに参加(カレンダー販売)
● 垂水区福祉フェアー参加(カレンダー販売、50本売れました。)
● フェスタ湊川に参加(三回目の参加、ゲームを楽しみました。)
● 垂水養護学校祭に参加(カレンダー販売)

2002年(平成14年)

1月 明石北ライオンズクラブ事務所にて
● ガラス工芸道具一式贈呈式に出席しました。念願の自主製品の製造作業に取り組めます。
4月 ガラス細工作業開始
● 近くで同じように作っている作業所の職員さんに指導を受け、ボランティアの指導員が手始めに作り始めました。

2003年(平成15年)

6月 ガラス細工販売開始
● ボランティアさん二人も加わって、ネックレス・イヤリング・ストラップ・キーホルダーの製品作りに本格的に取り組み始めた。細かい作業で神経も使いますが、出来上がってきたら嬉しいです。
● 福田小学校で開催された「わいわいまつり」フリーマーケットに参加
9月 ふれあいコンサートパートⅡ開催
● 一番の目標である「作業所の法人化」に向けて、今年もリピート山中さんと小西達也さんのご協力でコンサートを開くことが出来ました。
10月 じゃがいも販売
● YMCAのご好意で毎年恒例〈北海道〉のじゃがいもを販売。今年もおかげさまで235ケース売れました。
● 作業所の仲間が一人増えました。これからまた賑やかになるでしょう。

2004年(平成16年)

5月 フェリシモから通信販売
● 〈ゆとり工房〉の魚の携帯ストラップがフェリシモから通信販売されることになりました。
10月 舞子ビラ デビュー
● 魚の携帯ストラップを舞子ビラのお土産売り場に置いてもらえるようになりました。

2005年(平成17年)

2月 もとまちハートミュージアムに参加し3位入選
● 元町商店街の人気投票があり3位に入選しました。嬉しさと驚きが入り混じっていました。
7月 須磨海浜水族園にもデビュー
● 新作のイルカのストラップを水族園のお土産売り場に置いてもらえるようになりました。
他のストラップと一緒に売られていて、見学に行った時お客さんらしき人が手に取られたときはドキドキしていました。
9月 ホテル「ニューオータニ神戸ハーバーランド」デビュー
● 「ホテルニューオータニ」でゆとり作業所の資金的なバックアップのためにとのご厚意で、フロントなどで魚のストラップを置いていただけることになりました。

2006年(平成18年)

9月27日 〈NPO〉法人の認可がおりる
● 運営委員会の方々のお力添えで、ようやく認可がおりました。

2007年(平成19年)

2月1日 ゆとり作業所が「地域活動支援センター」に認可される

2009年(平成20年)

10月1日 ゆとり作業所が「就労継続支援B型事業所」に認可される

2010年(平成21年)

9月 花鳥園デビュー

2016年(平成28年)

1月12日 城が山の移転先で作業開始
● 以前のところよりより広いので、車椅子での導線も確保!車椅子用トイレも確保!

2019年(平成31年)

1月よりしあわせの村デビュー

2021年(令和3年)

ゆとり作業所創立30周年